にがAT

〜観賞用マウスの製作〜


センチュリー社  AQUA MOUSE くじらくん

PCショップで見かけたシースルーな変なマウス「くじらくん」。なんとなく面白そうだったので買ってみました。

青色LEDを仕込んだら面白そうだったのでやってみました。


このマウスは後部に液体が仕込んであり、よくおみやげ屋で売っているような2層の液体にオモチャが浮かんでいる構造になっています。

液体は水と油のようにお互い混ざり合わない2種類のものが使われており、下層の液体は青色に着色されています。鯨のオモチャはその2つの液体の中間の比重になるような素材で作られており、青色の液体に浮かんだ状態になっています。

このままでも鑑賞用としては面白いのですが、今回は青色LEDを仕込んでイルミネーション化する改造をしてみます。

分解

USB端子から基板に接続されているパターンを観察します。

USB端子はD+,D-,GND,+5Vの4つの信号線で成り立っています。今回欲しいのは電源の端子のみ。

調べてみたところ、こいつの基板では左から D+ D- GND +5Vとなっているようでした。

一応回路図など

付加する回路は抵抗一本とLED一本。これだけ。抵抗値は明るさに合わせてお好みで。私はいつも220Ωを使っています。

ちなみにLEDは足の長い方がプラス側です。

青色LEDは値段が高価ですが、私は前回秋葉原で一個80円のやつを10本ほど買いました。値段が安い割にしっかりと輝度が出ています。

配線
結局こうなりました。照らしたいのが後ろ側なのでLEDはできるだけ後ろに配置。

完成

てなわけで、PCのUSB端子に差し込んでみます。電源投入されていればこのように光オブジェとなります。かなりイイ感じで光っています。

このマウスは見た目とは裏腹に、なかなか使い勝手は良いほうだと思います。全体の形がロジクールマウスに近いですし、一応ホイールも付いていますしね。

ちなみに丁度水面と貝が描かれたマウスマット(貰い物)があったので敷いてみました。実に良いコンビネーションです。このマウスマットは水が仕込んであって、マウスでなぞると中に入っている貝が書いてあるシートが動くようになっています。なかなか凝ったマットです。非売品でしょうけど。


総評

  部屋の明かりを消すとまさにオブジェ。美しい青色に光る海の生き物たち。非常に簡単な改造なので、クジラマウスを持っている人は一度おためしあれ。このマウス、最初から青色LED仕込みで売ればもっと売れるような気がします。


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