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〜NewQ Goldを使ってみる〜


NewQ社 「NewQ Gold」

「NewQ Gold」。こいつは前々から気になっていたデバイスでした。特に必要となるものではないのですが、ほら、空いているベイがあると何となく埋めたくなりません? CD−Rを外付けにしたときに5インチベイが一つ空いたので、ここを埋めるために(笑)買ってしまいました。まぁ、前面にサウンド入力端子が付いたり、ボリウムコントロールが前面ツマミでできるようなったり、おまけの機能があったり、何よりピカピカ光って面白そうです。

買って参りました。NewQ Gold

九十九札幌店で9500円。値段は高くも安くもないってとこかな。うーん、でもサウンドカートが2000円とか考えるとちょっと高い気もする・・・。まぁ、蛍光管とかそれなりに製造コストが掛かっていそうだし、まぁそこそこ妥当なのかな。

パッケージだと中身がどんなのだかイマイチ分かりづらいです。どうやってPCと接続するのかとか。箱の写真だとベイに取り付けるネジ穴が写っていないので、まさかネジ穴が無いのか?と思って店員に確認。箱を開けて貰ったところ、しっかりネジ穴はありました。当たり前か。

中身

5インチベイに納まる本体の他に、こんなインターフェイスボード(ボードって言うのかな?)が入っていました。スロットの適当な空いているところに取り付けます。スイッチは入力信号のHigh or lowインピーダンスを切り替えるもの。基板上には各コネクタ、入力切り替えスイッチとコンデンサ、抵抗が載っているだけです。フラットケーブルで本体と繋ぐようになっています。調べるの忘れましたが、このケーブルってノイズ対策されてるのかな? コネクタ4つに対して、ケーブルが10pだからGNDを間に挟んでるのかな?

ちなみに韓国製だそうで。

接続

にがのメインマシン(Mark I)はサウンドカードをMonster Sound MX200 + Sound Blaster AWE32の二枚差しにしているのでサウンド系統の接続だけで結構配線数が増えてしまいますが、まぁいいでしょう。サウンドブラスターのLine out からモンスターサウンドのLine in へ繋ぎ、モンスターサウンドのSpeaker out をNewQ I/O のLine inへ繋ぎ、NewQ I/O のMic out をモンスターサウンドのMic inへ繋ぎ、NewQ I./O のSpeaker out をスピーカーへ・・・・。

おぉ〜! 光ってる光ってるぅ。

かっこえぇ!

取り付け

まぁ、取り付けっつっても5インチベイに挿して、電源とインターフェイスボードのコネクタを繋げるだけです。ちなみに12Vのみで動くようですが、消費電力は不明です。

使用感

起動時にはレベルインジケーターが一目盛りずつ点灯し、なかなかニクい演出をしてくれます。やっぱり、mp3とか再生しているときにチカチカ光っていいもんです。まぁ、そのうち飽きて光ってることを気にもとめなくなったりするのでしょうけど・・(^^;。

肝心のサウンド機能ですが、割と安いスピーカーでもサラウンド効果は出るようです。ウチのは大昔のFMVに付いていたスピーカーを使っていますが、確かにサラウンドのモードにすると音に広がりが出てます。イコライザーも「Normal」、「ROCK」、「POPS」、「Classic」、「ユーザー設定(3種類登録可)」から選択可能で特に不満はありません。

ディスプレイモードもいくつか選べます。上や下から降るタイプとか真ん中からワシャワシャ出るタイプとか。全部で7パターン。残念なのは消灯が出来ないこと。そのうちヘタって点灯しなくなるんではないかと今から心配です(笑)。

ボリウムツマミは、可変抵抗じゃなくてロータリーエンコーダーでした。微妙な調整が利かない反面、可変抵抗ほどヘタりにくいメリットはありますね。

ヘッドフォン端子はコネクタを差し込むとスピーカーへの出力がカットされます。まぁ、当たり前といえば当たり前なんですが、これは便利ですね。

あと、困るかも知れないのは、出力がLine outレベルしか出せないことかも。スピーカーの電源を入れないと出力が弱くて音がほとんど出ません。Monster Sound MX200 から直接スピーカーに繋げていた時はスピーカーの電源を入れなくてもかなり大きな出力が得られたのです。まぁウチでは連動コンセントでスピーカーの電源を本体と連動させているので問題はないのですが、普段スピーカーの電源切っていても音が鳴っている人で、電源を入れるのが面倒な人は困るかも知れません。

総評

いいところ:

とにかくピカピカ綺麗。

安ボードやスピーカーでも一応サラウンド。

ボリウム調節が前面にあるのでやりやすい。

マイク端子、ヘッドフォン端子が前面なので機器の繋ぎがラクチン。

改善の余地があるところ:

蛍光管の消灯ができるようにしてほしい。

出力をスピーカー出力レベルに切り替えられるようにして欲しい。


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