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〜ペットボトルスピーカーの試作〜


高速化事業部さん(相互リンク中)というサイトのジャンクコーナーに非常に面白い記事が上がっています。

ペットボトルをエンクロージャー(共鳴箱)として使った激安で高音質ななスピーカーシステムの製作記事です。非常に面白そうだと思ったので私もやってみました。

本作用に高速化事業部さんで音質を絶賛されていたFOSTEXのスピーカー「FE-87E」もゲット済みなのですが、まずは試作からということで。

用意した材料はジャンク屋で50円ほどでゲットした直径6センチのどうでも良いスピーカー(インピーダンス8Ω 15W)と、お茶のペットボトル飲料(500ml)です。作業を開始するために、まずは一気に飲み干しましょう。グビグビグビグビグビグビ……プハァー。


ホットボンド

スピーカーをボトルに接着するために、ホットボンドなるアイテムを買ってみました。今後もいろいろと使えそうなので。

ホームセンターで980円でゲット。安いです。一家に一台あっても良いと思います。

燃料棒(ウソ)

この燃料棒を炉心に注入し核分裂を…じゃなくて、機械の中で熱した状態で押し出して接着するようになっています。冷えるとすぐに固まるのでエポキシ接着剤より手軽です。そのぶん、硬化後もちょっとフニャフニャですけど。

加工

小刀で底面をくりぬきました。スピーカーの口径に合わせて丁度良いように切ります。隙間はホットボンドで埋める予定なので、多少切り口が雑でも大丈夫です。


総評

ということで、ホットボンドで接着してしまいました。ジャンクな50円スピーカーなので外すことは考えず、容赦なく接着。
で、試聴してみました。オドロキです。こんなヘボいスピーカーにもかかわらず割とマトモに鳴っています。ペットボトルを装着する前とは雲泥の差です。音量も大分出るようになっています。改めて共鳴箱の重要さを認識させられました。


ちなみに後ろ側の飲み口を塞ぐとちょっと低音が弱くなるようですが、一応キチンと音が出ます。


まぁ、口径が口径ですし、安物スピーカーなのでメインとするには「かなり」実力不足なのは確か。このスピーカーはカーナビの音声ガイド用に使うことにしました。ナビにはこれまで8センチスピーカーを裸で使っていたのですが、このスピーカーに置き換えたら音量不足が解消されました。このくらいのスピーカーならその程度の用途が丁度良いです。


ということで、本作に向けて一歩前進。私も高速化事業部さんのようなカコイイ作品を作りたいです!


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