にがゲーム機

〜半透明ゲーム機特集〜


 Playstation2 / Playstation / Dreamcast

ちょっと怪しいアジア系のゲームショップなんかではスケルトンなゲーム機用交換ケースが売られていることがあります。普通のゲームショップでは見かけることはないのですが、秋葉原のゲームスアークや一部の洋ゲー(輸入ゲーム)系ショップ、ヤフーオークションなんかで見かけることがあります。

なんとなくカコイイので交換したくなりませんか? なりますよね! 「俺様のぷれすてつーはそんじょそこらのPS2とは違うんだYO!」 という自己主張の強い方はこんなシースルーなケースに交換してみては如何?

ただし、現在(2002年6月)出回っているのはSCPH-10000〜SCPH-15000までの機種にのみ対応。SCPH-18000以降には対応していないので要注意。また、本体を分解すると基本的に以後のメーカーのアフターサービスは受けられなくなるので覚悟の上交換のこと。

まずはPS2から

ここ最近ヤフオクでよく見かけるタイプのやつです。パッケージには「PSX2case」と書かれています。とりあえずクリアブルーを買いましたが、他にもクリアパープルがあるようです。ヤフオクでは1000円〜1500円程度で取り引きされています。(2001.6月現在)
セット内容

このセットはトップカバーとDVDドライブのトップカバーのセットです。ついでに、トレイ前面の部分と、リセット/イジェクトスイッチの部分も付いてます。DVDドライブのカバー中心のディスクの押さえ具を納めるところの円板も透明なものが添付されてます。なかなか芸が細かいです。

ちなみにボトム側のケースがセットになっている製品もあるようです。完全シースルーにこだわる方はそちらを探した方が良いかも知れません。

ディスク見えます

つーことで、ものの10分もあれば交換完了。作業時注意すべきは、トレイ前面のパーツの交換のときにツメを折らないよう気を付けることですかね。結構折れやすいようなので慎重に。専用の工具が付属してますのでソレを利用します。

尚、PSロゴはオリジナルから移植しますが、非ライセンス品ゆえ、トップカバーのPS2ロゴや、Playstation2のエンボス加工は当然ありません。

DVDドライブのトップカバーが透明パーツなので、ちゃんと中に入っているディスクが見えます。ディスクが回っている様子が見えるので、バックアップ起動を楽しんでいる人にはディスク交換のタイミングが分かって便利かも知れません。

縦置き

縦置きにしてノーマルPS2と並べてみました。透明感があってなかなか(・∀・)イイ!感じです。


スイッチ部分

スイッチの部分はノーマル品と違って、LEDから光を誘導するようにできていないので、そのままシースルーになります。

ちゃんとリセット、イジェクトのマークが印刷されてますね。ですが、ボタン横のソニーロゴは移植できない仕様です。

DVD読みとり時はレーザー光見えます

PS2のレーザーはCDが近赤外線、DVDが赤色だそうです。よってCDを読みとるときのレーザー光は赤い点がほとんど肉眼では見えませんが、DVDを読んでいるときにはディスクとケースを透過した光点を見ることができます。

ちなみにドライブを分解した時にレーザー光を直接見るのは危険なのでやめましょう。出力の強いレーザーを直接網膜に当てると永久に視力が失われることがあるそうで…怖い怖い。とはいえ、この写真みたいにディスクを透過したような光なら全然問題ないですが。

参考リンク:レーザーポインター遊びはやめよう! 

お次は従来型PS

さて、かなり昔にヤフオクで落札したブツですが、せっかくなので記事にしておきます。不動ジャンクのSCPH-7500、スケルトンブルーケース仕様ということで、本体のみ3500円で落札したブツです。

PS1はもう何台も持っていたのですが、半透明ケースにつられて落札しちゃいました。故障はまぁなんとかなるでしょ。

おなじみの故障モード

てなわけで、まずはお約束の保護素子の断線チェック。ハイ発見。ここが切れてました。

いつものようにショートして解決。ものの5分で修理が完了してしまいました。楽勝。

アレの取り付け

で、ついでなのでいつものアレを付けておきました。不正競争防止法案が施行されたとはいえ、個人で製造、使用するのは合法ですからね。売買は犯罪なのでダメですが。

たったの3配線なのでこれまた楽勝です。ちなみにチップの焼き方や取り付け方は敢えてここでは解説しません。サーチエンジンを駆使してご自分で探して下され。そう難しくなく見つかると思います。

完了

てなわけで、現在のメインPS1として稼働中。こちらもCDの回転が見えて(・∀・)イイ!感じです。ちなみにCDトレイ蓋のPSロゴは本物から移植するようになっているようです。
どりかすも

DCのケースもいくつかのバリエーションがありますが、私はトレイ蓋だけ交換してみました。アキバのゲームショップ「ゲームスアーク」で買ったものです。お値段1000円。蓋だけとはいえ、見た目のインパクトはなかなか侮れないものがあります。最初は買うつもり無かったんですが、店頭で見てメチャメチャ欲しくなってしまい、つい購入。ディスクが回転しているのが見えるのがやはり(・∀・)イイ!感じ。

ちなみにロゴマークと手前の台形の部分は本物から移植するようになっています。剥がすのがちょっと大変。台形パーツは裏側からクリアレッドで着色しました。また、パイロットランプは青色LEDに交換済み。

パッケージ

こんなパッケージに入ってます。カラーリングはいかにもドリキャスって感じですが、フォントが違いますし、どこにもドリキャスのロゴが入ってません。まぁ、これはメーカー非公認グッズですからね。

ちなみにアキバのショップやヤフオクではSEGAやDreamcastのロゴが入ったメーカー純正ケースを見かけることがありますが、どうやらこれらは海外で売られている製品のようです。日本国内では販売していない模様。お値段はボトムカバー無しで3000円程度のようです。尚、余談ですが、ケースを交換するときにネジの取り付け位置を間違えて基板を壊してしまう人がいるようです。DC故障総集編の記事でも書いていますが、ネジのサイズと位置は正確に把握しておきましょう。


総評

てなわけでスケルトン仕様ゲーム機特集、如何でしたか? 今回紹介したケース以外にもいろいろなカラー、やバリエーションがあるようですから、お好みでゲーム機を各自俺様色に染め上げて下さいな。尚、交換はあくまでも自己責任にて。

また、読者の方で、ご自慢のシースルーケース、自分で塗装やカラーリングを施したナイスなゲーム機をお持ちの方がおられましたらBBSへ報告よろしくです。写真貼付で報告があれば、当ページで紹介させていただきます。

余談ですが、これはヤフオク100円で買ったどりかす仕様の目覚まし時計。どりかすの発売記念にセガが作った奴だったかな…。

まさに100円ショップクラスの出来映えです。ちなみに毎日これで起きてますが、何か?


2002.07.11追記

PSoneのクリヤケースをヤフオクで買ってみました。クリヤブルーとクリヤパープル両方ゲット。1個1000円(送料込み)と、なかなかリーズナブル。

PSone

パッケージ。SHELLというメーカーらしいですが、昔からPS2のケースなんかも作っていたりします。似ているような似ていないようなPSoneのロゴが微妙なところ(藁。製造国の記載無し。
完了

ものの5分もあれば交換は完了。PSoneには分解禁止シールが貼ってあるので、アフターサービスを受けたい人は交換をご遠慮下さいまし。ウチのPSoneは最初からシールが剥がされていたジャンク修理機なので容赦しませんがね。

ちなみにPSoneのネジは妙に固いです。不適切なドライバーを使ってネジ山をナメないように注意。

透けてます

他のケース同様に中のCDが透けて見えるのがイイ感じ。ちなみにこれは此花True Report廉価版。Simple1500シリーズってなかなか良作が隠れていたりするので侮れないです。
紫版

こっちは同時に買ったクリヤパープルのほう。もう一台のPSoneのケースをこいつに取り替える予定。

そうそう、当然ですがこの交換用ケースには、蓋のPSロゴは付いていないので、元のケースから移植します。カッターナイフで剥がして張り替えるだけですが。


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