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最初にR1,R2,C1を実装します。
LEDはD1が赤、D2が緑です。極性があり、丸いランドがアノード側になっていますので足が長い方を差し込んでください。
赤外線受光モジュールは根本に負担がかからない位置で足を90度曲げておきます。
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LEDは斜めにならないように根本までしっかり差し込んで半田付けしてください。
3pのピンヘッダと赤外線モジュールも同様に半田付けします。ジャンパーピンはこの位置(normal側)に差し込んでおきます。 |
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PICマイコンを1p側の丸いポッチがCNのシルク印刷の方を向くようにを差し込んで半田付けします。
最後にDサブ9pコネクタをはんだ付けします。画像のようにスルーホールに半田ごての先端を垂直に立てて固定し、横から半田を流し込むと良いです。
適当な1ピンだけ半田付けしたら、コネクタが基板に対して斜めになっていないか確認しましょう。2ピン以上固定してしまうと修正が困難です。
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流し込む半田の量は画像を参考にして、1ピンあたり3〜4秒加熱して十分に半田を馴染ませてください。ここの半田付けが不適切だと後々半田割れを誘発します。隣のスルーホールとブリッジした場合は一度吸い取ってやり直してください。裏面もお忘れなく。
なお、ここのフットプリント(自作)は、コネクタのピンコンタクトからスルーホールに半田を流し込むことでアンカーを形成し、コネクタの着脱負荷がかかっても容易には剥離しない構造になっています。猫の手の爪がガッチリと基板に食い付いているイメージで、シリーズ名の由来の1つです。
添付のDサブコネクタも当方の加工品です。作り方はblogに書いています。
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熱収縮チューブで覆う前に裏面をなるべく平らにします。PICマイコンの足が尖っていますので切り落としておきます。
この時点で一度動作確認をしておきましょう。うまく動かない場合は半田付け不良が疑われます。半田がパターンと十分に馴染んでいるか、隣とブリッジしていないか確認してください。
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動作に問題なければ熱収縮チューブで全体を被覆します。コネクタのアルミシールまでスッポリと被せてください。
チューブはヒートガンで加熱しても良いですが、オーブントースターでもいけます。下敷きは耐熱のオーブンペーパーがおすすめです。アルミフォイルでも可ですが、くっつきやすいので。
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オーブンの加熱を開始したら中を観察して、程よくチューブが縮んだ頃合いを見計らって素早くオーブンから取り出して自然冷却します。通常は加熱開始から2分以内に終わるはずです。
加熱しすぎに注意してください。過度の高温や長時間の加熱は素子の破壊を招くばかりか、オーブンペーパーの発火による火災を誘発する恐れがあります。
温度調節ができるオーブンの場合は200度くらいに設定します。ピーク200度が30秒以内なら安全域と思われます。
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常温まで冷めたらジャンパーピンを抜き差しできるようにカッターでチューブを一部切り取ります。
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