我が家では3年前に購入したプリンタ+スキャナ+FAX複合機のキヤノンPIXUS MP730を使っている。複合機は図体はデカいが、コピーやFAXとして使えるので実用性はかなり高い。何よりこいつの気に入っているところはシンプルな構造のインクタンクのためインクを注ぎ足して使い回すことが容易で、カラーインクが3色(+黒1色)しか使われていないので、メンテナンス性が大変優れていることだ。カラー3色というと貧弱な印象もあるだろうが、自分のような素人目にはカラー3色も5色も違いがよく判らない。写真プリントをしてみても、自分には充分なクオリティに見える。フォト光沢紙を使って高品位モードで印刷した場合は、よーく目を懲らさないと銀塩写真プリントとの違いが分からないといってもいい。違いが判らないのなら、メンテナンスやランニングコストを考えて3色のプリンタを使うのが賢明だろう。
ちなみに、これより前に使っていたエプソンのインクジェットプリンタはしばしばノズル詰まりを起こし、何度も何度もヘッドクリーニングと称して大量にインクを捨てる作業が必要で、インクタンクも注ぎ足しが困難な構造でメンテナンス性が最悪でウンザリしていた。しかしこのキヤノンのプリンタはなかなか優秀で3年間ほとんどヘッドクリーニングの必要がなかった。しかし、ここしばらくカラープリントをしていなかったせいかとうとうノズルが詰まってしまい、ヘッドクリーニングを行っても復帰できなくなってしまった。
いろいろ調べてみたところ、プリントヘッドはキヤノンのオンラインショップから通販で購入可能のようだった。値段は3800円程度。エプソンみたいにメーカー修理で技術料をボッたくられることなく自分で交換できるのがまた素晴らしい。ということで予備も含めて2個のプリントヘッドを購入した。何度も使い回したインクタンクもこの機会に新調し、以前の印刷クオリティを取り戻した。これでこのプリンタはあと6年は戦えるであろう。
コメント(7)
コメントする