2006年6月アーカイブ

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コツコツと製作を進め、現在木製フレームの素材張り合わせが終わったところ。上下左右幅不均等の額縁を張り付けて、底面四隅に補強用の材木を張り付けた。次の行程は隙間のパテ埋め。幸いあまり狂いの無い材木だったのでほとんど隙間は空いていないのだが、仕上がりを考えて一応パテ埋めをやっておく。その後は角を棒ヤスリで丸めて、表面をペーパーがけする。ニス塗りまでにはまだまだ先は長い。

この内側のフレームの上に2mm厚のアルミ板を張り付ける予定。タッチパネル、液晶も含めてパーツが収納される厚みは30mm。アルミ板にはマザーボードやHDD等のパーツを固定し、放熱版の役割も与える。

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表から見たイメージはこんな具合。画像ではタッチパネルがはめ込まれている。ようやく完成型が見えてきた。

木工のニス塗り

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お絵かきPCのフレーム制作にあたり、仕上げのニス塗りについて調べてみたら分かりやすく解説しているサイトを見つけた。

http://vicdiy.com/zairyo_knowhow/012/012.html

このウレタンニスなら普通にホームセンターで売っているのを見かけたので、買ってきてやってみようと思う。

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少しずつお絵かきPCのフレーム製作中。ようやく外側の枠ができた。外枠はアガチスという材木で割と固めのもの。厚さ5ミリ、高さ50ミリで囲いを作り底上げを行った。釘やネジは使わず木工用ボンドだけで張り合わせている。あとから補強用の材木やアルミの底板も張り付くので強度はたぶん大丈夫かと。

底を上げるのは、底面の放熱板を持ち上げて熱を逃がす目的と、底面に設けたコネクタやケーブルを逃がすため。これで床置きでも使えるだろう。

久々に木工なんぞをやっているのだが、金属板に比べると柔らかくて実に加工しやすいし接着もできるので自由度が高い。廃熱の効率さえ考えればPCケースとの素材として結構いけるんじゃないかと思ったりしている。例のプロジェクトは木製ケースで行っちゃうかも。

次のステップは額縁の製作。額縁は3ミリ厚のアガチス材を使う。タッチパネルの表示面が中心から右にずれているので額縁の幅も不均等に製作しないとならないのがちょっと面倒かも。

Pen4マザーをゲット

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最近一部のジャンカーズの間で流行のプロジェクトのために、Pentium4対応マザーを入手した。家で死蔵していたNorthwood pentium4 2.8GHz(FSB800) を活用するために敢えてデスクトップ用マザーとした。

普通に規格物を買って普通のケースに組み込むのでは面白くないのでmini-ITXあたりのサイズのものが欲しかったのだが、mini-ITXでソケット478対応マザーはベアボーンで売られることが多いためか、球数少なくお値段もそれなり。オークションで安くてコンパクトなマザーを探したところこんなのを発見。サイズはmini-ITXよりは大きいがMicro-ATXよりは小さいくらい。コネクタの位置なんかが特殊で、50pのピンヘッダコネクタがあったりして、若干の解析が必要と思われたが、安価(2980円)で面白そうなので入手してみた。チップセットやコネクタの位置関係から推察するに、富士通のビジネス向けデスクトップPC 「FMV-C3200」シリーズのマザーのようだ。i865GVチップセットでFSB800対応のようだからスペック的には充分な感じ。

現物を見てみたら、50pのピンヘッダコネクタはスリムCD-ROMドライブ用のIDE2だった。電源やリセットボタン、LEDやフロントUSB等々は解析しないとピンアサインが判らない。メーカーサイトで調べたがハードウエアマニュアルには載っていなかった。FDD用コネクタがノート用のフラットケーブルだったり、色々普通のマザーと異なるが、ノートマザー解析して半田付けすることを考えたらラクなものだろう。

HDDは3.5インチのがいくつか余っているのだが、PC3200のDDRメモリとCPUクーラーは新たに入手しないとならない。メモリはオークションで狙っているが、256Mを2枚で4000円弱が相場のようだ。電源は以前にキューブPCから取り外したコンパクトなATX電源が使えると思う。将来的には林檎PCっぽいケースをでっち上げてそれなりに仕上げたいと思っているが、その前にやることが山積み…。

サーバー故障

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昨夜突然サーバーが無反応になり、調べたらいつのまにかHDDが停止していた。突然のHDDご臨終かと慌てて調べたらなんのことはない、以前に施した配線の半田付けが1カ所取れいただけだった。

このサーバーの運営当初は、HDDをスリム光学ドライブ用コネクタの変換ケーブルを作成して繋いでいたが、低温環境下で接触不良によるサーバー停止が頻発したため、画像のようなコネクタ横の空きパッドにジュンフロン線を半田付けしてIDEコネクタに変換する改造を行っていた。半年ほどはトラブルなく運用できていたが、所詮は手配線なので半田付けが甘い部分があったようだ。

ノート用マザーの活用にはIDEの40pの配線は避けて通れないのだが、ノートでもシリアルATAが普及すればこういう苦労は減るのだろうか…。

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アスパラの出回る季節の我が家の定番料理「アスパラベーコンライス」を作った。これは2年ほど前に北海道ローカル番組「どさんこワイド」で紹介されていたものだ。作ってみたらとても美味だったので、毎年アスパラの安い季節になると何度か作っている。

材料は、アスパラの細めのもの2束、ベーコン適量、米2合、塩コショウ、オイル少々。これだけ。

作り方は簡単。アスパラの茎の三角のヘタのようなものを切り取って一口大に切り、パットに並べて塩を多めにかけて30分放置(根元の固い部分は捨てるか、皮剥きで剥けばOK)。待ってる間にご飯2合を炊飯ジャーに普通に仕込んで炊く。炊きあがり直前になったらベーコンをフライパンで焼く(お好みでオイル、塩胡椒など少々)。ご飯が炊きあがったら仕込んだアスパラをご飯の上に載せ、さらにベーコンを載せて蓋をして30分放置。

あとはご飯を混ぜればできあがり。味が薄いと感じたら塩を足せばよい。アスパラは塩で30分漬けておくだけで充分に味が浸みるし、ご飯の余熱だけでも充分に柔らかくなるのがポイント。

とても自然な味で美味しいのでアスパラが安く手に入るのであれば是非お勧めしたい。

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お絵かきPCの一番内側のフレームを製作した。素材はパイン材。この内側にピッタリとタッチパネルが納まるサイズになっている。この外側にもう一枚薄い板で囲いを作り、前面は額縁のような作りで板を貼り、角はヤスリで削って丸みを付ける予定。

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作りかけの1/700宇宙戦艦ヤマトの製作を少し進めた。このキットは宇宙戦艦ヤマト完結編が劇場公開された頃(1983年)に発売になったもので、当時の金型が使われている。今時のキットより合いが悪いため、合わせ目の消し等の表面処理にエラく手間がかかったが、なんとかここまでこぎ着けた。

ちなみにサフはこれまで缶スプレーを使っていたのだが、ネットで調べたらクレオスのプロスプレーMk-1という安価なシングルアクションのエアブラシを使うと上手くサフ吹きができるという情報があったのでやってみた。プロスプレーは実売2000円台で買える安いエアブラシで、エア缶を使うことを前提にエア缶とセットで販売されているのだが、コネクタを変換してやればコンプレッサーに繋ぐこともできる。Mrカラーのスペアボトルを直接繋げることができるので、サフやベースグレーなどの頻繁に使う色をボトルに入れておけば色の交換も簡単。ノズル径は0.4mmと細吹きはできないのだが、サフェーサーのような面吹きにはかなり使える。サフ缶は1缶500円~700円くらいなのだが、クレオスのサフェーサーの瓶売りは300円程度だからそれなりにコストダウンできそうな感じだし、スプレー缶のゴミが出ないので地球にも優しいだろう。しかもサフ缶より塗装ミストが細かいので扱いやすい。これは買って正解だった。

次のステップはベースグレーの塗装。ヤマトは使われている色数があまり多くないので塗装はそんなに大変じゃないかも。

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大昔に買った無線LANのミニPCIカードのテストをしてみた。以前にASUSマザー専用WiFiスロットで使うための「WiFi-B」という製品から抜き取った物だ。いくらで購入したかは忘れたが、安価に無線LANミニPCIカードと外部アンテナが収穫できる良質のジャンクだった。ただ、今時11Mbpsと通信速度が遅いのがネックだが、お子様PCに内蔵させるとしたら十分なクオリティであろう。

ブツは若干サイズが大きいカードだったので上少しを金切りハサミでバキバキ切り取ってノートマザーに装着。マザーはBIBLOのNE4、NE6、NE7でテストしたみた。なぜかNE4/6では認識できなかったが(OSを変えてもダメ)。NE7ではキチンと認識するのでどうやら相性があるらしい。

ドライバーや設定ユーティリティはチップベンダーで入手。ここのRT2400用が使えた。ASUSからも同じドライバが入手可能のようだが、ダウンロードページで検索しないと出てこないのが面倒。

アンテナはノートで使うことを想定して、内蔵アンテナの自作をしているサイトを探して作ってみた。材料はホームセンターで売っていた0.08ミリ厚の銅箔で出来た粘着テープ。雨どいの補修用なんかに使うもので、ガムテープみたいな形状で販売されているものだ。非常に薄いので普通のハサミでもサクサク切れ、銅なので半田のノリは非常に良好。これをミニPCIに半田付けされていたシールド線を切断して付けたのがこれ。あまりにペラペラなのでガムテープで適当に補強している。

自作のアンテナは電波法に触れるとかなんとか言われるらしいので、とりあえず「実験です」とでも言っておこう。つーか、ノート用の内蔵アンテナって正規の商品が売ってないじゃないか。売ってないから仕方なく自作するってのに、電波法も何もあったもんじゃないだろ。それに製品のノートPCに内蔵されているアンテナも同じような作りだから、こんなお粗末な自作アンテナが電波障害を引き起こすとは思えないし。

どーでもいいが、最近ヤフオクでノート用無線LANアンテナを1250円で売っている人がいる。出品画像に怪しいボカシが入っているのだが、これ、自作のアンテナじゃないのかね。ケーブル付属とはいえ、アンテナは薄い銅箔を切ればいくらでも量産できるんだからボロ儲け感が強い。つーか、自作は実験レベルなら許されるだろうが、売ったらヤバイんじゃないのか?まぁ、本当に自作物かどうかは落札して購入してみないと分からないのだが。

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実験の結果はご覧の通り。隣の部屋のステーションとの通信状況は非常に良好。アンテナレベルは100%を叩き出している。ということで「実験」は終了とした。

ウニの季節

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カミさんの友人がオホーツクで水産加工&商店をやっている関係で、毎年この季節になると通販でウニを注文している。今年もアカバフンウニの塩水漬けををクール便で送ってもらい、ご覧のようなウニ丼にした。

北海道内でもウニは高価な食材であり、普通にウニ丼を店で食べると2500円~3000円くらいはしてしまう。積丹半島あたりで漁師直営店に行くとより上質はウニは食えるが全然安くならず、ボロ儲け感も強いのだが、このウニは格安で上質。今年もたいへんおいしくいただけた。ウニはこういう塩水漬けが一番美味いと思う。

オホーツクの枝幸町にある廣瀬商店というお店で加工から販売までやっている。お値段は時価となるが、検索すれば電話番号は出てくるので欲しい人は電話で問い合わせてみると良いだろう。なお、ここで紹介することのお許しは頂いている。

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製作予定のお絵かきPCだが、ジャンカーズの協力によってタッチパネルを認識させることに成功した。シリアルはHage88さんの助言通りクロスケーブルで繋ぐ仕様のようで、電源電圧はPeterさんの仰る通り+5Vで動作した。クロスケーブルは手持ちが無かったので、ジャンク箱にあったシリアルケーブルの切れ端にDサブコネクタを半田付けしてでっち上げた。

ドライバーはグンゼのサイトに「ノンサポート版」として落ちていたものを拾った。場所はここ。このドライバーには対応タッチパネルコントローラにAHL-5xシリーズの表記が無いのだが、インストール中に現れるコントローラのリストにはちゃんと載っており、実際にキチンと対応しているようだった。とりあえずジャンクなノートPCのcomポートに接続してドライバーをインストールしてみたところ、バッチリ認識した。タブレットと違って筆圧の程度は検知できないようだが、専用ペンでなくても認識するのでペンの入手で困ることはないのがいいところ。お子様が使うならDS用として出回っているスタイラスペンでも十分だろう。これで第一段階クリアといったところかな。

明日以降、サイズを検討して木枠の製作に移行するつもり。

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お絵かきPCで使う予定のタッチパネルコントローラがこれ。
前にAitendoの通販で買った物だ。電源電圧は何ボルトかな?

にがHP(母屋)

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