HDDをSSDに置換してお絵かきPCが完成した。
実は前回配線したままのSSDはMFノートで認識に失敗していた。BIOSレベルで見ると、slaveに繋いでいるはずのCD-ROMドライブもロストしていることから、SSDのmaster/slaveの設定に問題があると考えた。IDEのmaster/slaveの仕様だと、ドライブのCSEL信号がPCのCSELとつながっていればmaster、繋がっていなければslaveとなるようだが、PC側のCSELはGNDに落ちているので、実質CSELl=GNDならmaster、CSEL=openならslaveとなるようである。
ところが、MFノートのフレキではCSELが結線されておらず、そのまま繋いだだけではCSEL=OPENとなってしまい、CD-ROMドライブと競合してしまうようだった。そこでSSDのCSELをGNDに配線してmasterと明示するようにしたところ、無事に認識した。
交換前後でパフォーマンスを比較するために、CrystalDiskMarkをしてみた。元の10GBの2.5インチHDD(東芝)での結果が以下。
で、SSDに変更後はこちら。
やはりwriteのパフォーマンスは大幅に落ちているが、readは比較的速いようだ。気になるプチフリーズだが、残念ながら特定のソフトの起動時に数秒間マウスのアイコンが砂時計になる現象が発生している。ただし、子供用の知育ソフトは動作中にディスクアクセスするようなものは稀なので、ソフトを立ち上げた時のプチフリにさえ耐えれば、途中で邪魔されるようなことはなさそうだ。無音でHDDより発熱が少ないメリットは大きいと思われ、プチフリについては我慢することにした。2000円でこの結果なら成功といって良いかな。
その後いくつかのアプリケーションで確認したところ、立ち上がりの時に何らかのファイルの書き換えをしているものがあり(特にスポンサーとしてWEB広告を表示するタイプのもの)、その際30秒ほどのフリーズが発生することが判明。10秒程度なら我慢もできるが、いくらなんでも30秒は長すぎる。こんな長いフリーズが発生してしまうのでは、このSSDをシステムドライブとして使うのは厳しいと言わざるを得ない。CrystalDiskMarkの結果が示すように細切れのファイルの書き換えは苦手のようなので、このSSDはアプリケーションやデータの格納領域として使うしかないのかも。
とりあえず悪あがきとして、メインメモリ256M化と、FAT32での再インストールを試してみたいとは思うが...。
コメント(3)
コメントする