赤外線リモコン玩具

猫の手リモコンシリーズの量産は年明けに部品を調達しないと進まないので、新しい関連製品を開発してみた。猫の手リモコン送信機を利用してタミヤのリモコン戦車のような2モーターで動くオモチャを動かしてみようというもの。せっかくなので、トリガA/BやSELECT/STARTで他のモーターも駆動できるように汎用性を持たせてある。戦車やショベルドーザーに組み込んで砲塔やアームを駆動しながら走行するようなこともできる。

走行用のモータードライバはTA7291Pを使用。アームや砲塔等のオプション駆動用にはハーフブリッジドライバ(4個入り)のSN754401NEを使ってみた。双方向のモーターを2個、または片方向4個まで駆動できるはず(電源が負荷に耐えられるかどうかは不明)。オプションはトリガA/BとSELECT/STARTボタンで操作可能だが、JP2でSELECTの代わりにEX2(SELECT+START+上コマンド)に割り当てたり、JP3でSTARTの代わりにEX3(SELECT+START+下コマンド)に割り当てることもできる。ちなみにEX1はSELECT+START+左コマンドでon/offがトグルする。

基板サイズは100x100mmの基板に4枚面付けできるよう50x50mmに設定した。固定用のネジ穴間隔は40mmでタミヤのユニバーサルプレート(5mm間隔)に合わせてある。組み立て易さ重視でリードタイプの部品で構成したが、かなりギッチギチな感じ。

3D表示で部品を実装したイメージを見ると一部3Dデータの無い部品が表示されないが、案外無難に納まっているような感じもする。トリガA/BはインジケータLED付き。前方のLEDはヘッドライト用で電源投入時は常時点灯する(スイッチ消し忘れ防止の意味あり)。半固定抵抗は走行用モーターの速度調節用。

パターン面はこんな具合。実装密度が高そうに見えて、意外とあっさりパターンが引けてしまった。両面2層でICの足の隙間にパターンを這わせることができるのは基板製作の大きなメリットと感じた次第。一応ビアなしでも配線できるが、やたら遠回りになってしまう1箇所だけビアを使った。

今から発注しても学校の冬休みには間に合わないが、来年の夏休みの工作のネタにいいかも。

 

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