perl / cgiスクリプト実行環境の整備

前回からの続き。SynologyのNASはDSM経由でapache,perlのインストールができるが、任意のディレクトリでcgiを動作させるためにはコンフィギュレーションファイル等の編集による設定が必要。以下に設定した項目について覚書として記録しておく。

 httpd22.confの設定

DSMではapache2.2と2.4のインストールに対応しているが、2.4は何かとトラブルが多いとの話なのでapache2.2で運用することにした。この場合設定ファイルはhttpd22.confとなり、これをroot権限で書き換える。

以下のようにcgiを動作させたいディレクトリの分だけhttpd22.confに追記する。.htaccessファイルを置く方法もあるが、httpd22.confに記述したほうがパフォーマンスが良いらしい。

 

httpd.conf内のAddHandlerの記述に追記して.plファイルもcgiスクリプトとして設定する。

 

なお、viの操作は、iキーで挿入モード、escで戻り、:wで上書き、:qで終了。設定を有効にするにはapacheのrestartが必要であるがDSM上で停止、始動が可能。

cgiファイルの編集

cgiファイルの先頭のperlのパスを明示する部分については、下記のようにしておけばOK。

パーミッション設定

cgi,plファイルの属性はchmod 755 で変更しておく。ログファイルは666、書き込みの発生するディレクトリは777にしておく。

jcode.plの修正

perlのバージョン違いによりjcode.plがエラーを吐くようになったため、下記を参考にjcode.plを書き換えた。http://icepotato.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/jcodepldefinedh.html

ここまでやって、BBSのログが表示されるようになったがCAPTCHA画像が出てこない。これについてはまた次回。

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