2005年9月アーカイブ

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既に商用ゲーム機としては終わっている感のあるPSPであるが、ソニーが穴を作ってくれていたおかげで、ファームウエアのダウングレードが可能になり、先日新たに発売された白PSPでもユーザー開発のソフトが動かせるようになったそうな。具体的には、こちらのブログを参照のこと。発信元はこのあたりかな?(海外サイト)

それにしても、PSP、携帯型エミュレータマシンとしては素晴らしい出来だと思うが(ソニーは意図していないだろうけど)、市場では完全にDSに負けているよなぁ。ソフトのラインナップ見ても、明らかにDSのほうが面白そうなのが多いし、実際DSのタッチパネル&2画面&マイクデバイスを有効に活用したゲームは新鮮で面白いと感じる。低価格なソフトも多いから手も出しやすいし。

一方、PSPはプレステ1レベルのゲームをポータブルにしたというだけで、ゲーム性は据え置きゲーム機とほとんど変わらない。同じ時間使ってゲームするならわざわざ携帯機の小さい画面で遊ぶより、据え置きゲーム機で大画面&高音質で遊んだほうが面白いに決まってる。だいたい、PSPのターゲット層と考えられている一定年齢以上のユーザーの大多数は、外でゲームしている時間なんて無いと思うし、仮にあったとしても今の日本ではいい大人が外でゲーム機ピコピコしてるなんて社会的に受け入れられ難いんじゃないかね。つーか、自分ならしない。

ソニーはPSPにWEBブラウザを乗っけたり、UMDビデオを売ったりして、販売促進しようとしているようだが、方向性を誤っているんじゃないか?現状でUMDってどれだけ売れてるのかね。自分だったら同じ時間使ってビデオ見るんだったら、レンタルDVD借りて家で大画面&サラウンドで見るけどね。時間とお金と映画コンテンツをあの小さい画面で消費するのは勿体ないとしか思えない。WEBブラウザはユーザーにとって嬉しい機能だろうけど、ソニーの収益に繋がるとも思えないし。やっぱり携帯ゲーム機はゲームソフトが売れないとビジネスとしては失敗だろう。

そんなPSPの活用手段として「エミュレータ」、というわけなのである。まだ買ってない諸兄には、対策ファームウエアを載せた本体が出回る前に捕獲しておくことをオススメしたい。あくまでもエミュレータ専用機として。

Junker's Ring

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papasanの提言により始まったJunker's Ringに従って、このblogにも勝手にリンク貼ってみた。ついでにテンプレートを少し弄ったので、多少見やすくなったかも。

今日は飲み会だったので後は寝るだけ…。
実は明日も飲み会だと知って愕然。おかげで新しいプロジェクト(ジャンク関係じゃないけど)が進められない…。

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いつもイカしたデザインの自作マシンを制作されているpeterさん新作を発表した模様。私も作りたくて材料を調達していたタッチパネル一体型PCだが、ノートPCの筐体をそのまま使うアイデアは思いつかなかった。早く完成型や内部構造を見たいものだ。

XBOX Xebian 1.1.4

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バックアップサーバーとしてXBOX Linuxを整備していることは以前にも書いたが、Xebianのバージョンが古いものだったので、一度全部消して新しいものを入れ直してみることにした。

インストールディスクはここからディスクイメージを入手してCD-RWに焼けばOK。XBOXはCD-Rは読めないので、RWが必要。当然自作ソフト等が動くようにBIOSの改造もしておかなければならない。

インストール自体は詳しく記載されたチュートリアル(英文)があるので、問題なく進めれられた。だいたい、この通りやればOK。ALSAドライバーは弄らなくても大丈夫だった。

あとは、WEBサーバーとしての設定になるわけだが、ftpの認証が上手く行かずに数時間浪費した。proftpdをインストールしたり、inetd/standaloneモードに切り替えたりいろいろ試してみるもNG。結局、パスワードファイルでログインシェルの指定が正しくなかったことが原因だったようで、/etc/passwd を書き換えてなんとかクリア。ユーザーのログインシェルが/bin/falseとなっていたのでここを/bin/bashに書き換えた。新規ユーザーを作る際には、# useradd -s /bin/bash UserNameのようにログインシェルを明示しておいたほうが良いようだ。

その後apache入れて設定して、MovableTypeと必要なモジュールを組み込んでPS2’サーバと同じような環境を構築することができた。ちなみに、MovableTypeのインストールはここを大いに参考にさせて貰ったが、apt-getでインストールできるファイルは異なる模様。あと、どうやってもXML::Atomがインストールできなかったが、何の役に立つのか分からんので放置。

Linuxのバージョンが上がってもサーバーとしての機能はほとんど変わらないと思うが、Xwindowでこれまで使えなかったサウンド機能が使えるようになって、ちょっとだけ嬉しかったりして。

ジャンボプリン

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カミさんからのリクエストに応えて、久々にデザートを作ってみた。独身時代には何度か作っていたジャンボプリンだ。パイレックスの耐熱ガラス容器(直径25センチくらいの)に1個のデカいプリンを作るものだ。普通は小さい容器で小分けして作るのだが、このようなデカい容器で作ると洗い物が少なくて済むだけでなく、意外となめらかな舌触りに仕上がるのでオススメだったりする。見た目が豪快なので、パーティなんかに持って行っても喜ばれる。

レシピ:

1)砂糖60gと水大さじ2を鍋で加熱してカラメルソースを作る。色が付き始めたらアッという間に焦げてくるので焦がしすぎないよう注意。

2)耐熱ガラス容器に1)を固まる前に手早く流し込んで冷ましておく。底面に均等に流す必要は無く、テキトーで良い。

3)牛乳400ccを鍋で暖めながら砂糖80gを溶かす(沸騰はさせない)。

4)タマゴ4個を泡立て器で溶いて3)と混ぜてバニラエッセンスを少量入れる

5)以上を裏ごし(リードの使い捨てクッキングペーパーが使いやすい)して耐熱容器に流し込む

6)フタ無しで180度のオーブンで約60分蒸し焼きする(トレイに水を張っておく)。ガラス容器の壁面に、僅かに気泡が出来た頃合いにオーブンから取り出す。

7)荒熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やす

8)(゚д゚)ウマー

スタンド完成

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papasanに渋く黒く決めて欲しいとご意見を頂戴したこともあり、スタンドは材木の部分にブラックフィルムを張り付けて誤魔化すことにした。塗装だと材木らしさを消すのに苦労しそうだが、フィルムを張り付けると多少プラスチックっぽさが出るので、PS2ケースとの相性も良いような気がする。ちなみにこのフィルムはPS2PCや今回のPS2’サーバーのバックパネルに張り付けたのと同じもの。

底面の白いアクリルは白いままでも良さそうなので、敢えて塗るのはやめておいた。これを本体に取り付けていよいよ完成。これで多少の地震なら耐えられるだろう。

ちなみにスタンド加工中はPS2’サーバーを止めて代わりにXBOXを起動しておいた。ほんの3時間くらいだったけど。

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このblogを動作させているPS2’サーバーは起動後40時間ほど経過したが、順調に動いている模様。気になる温度もボトムプレートの一番熱い部分(HDD直下)が40度程度なので、さしあたって問題にはならないと思われる。

動作は問題ないが、地震が来たら倒れそうな薄い筐体をなんとかしないとならない、ということでスタンドの製作を開始した。素材として市販のPS2専用のスタンドを使っても良いのだが、アレは意外と高い(定価1500円)のと、そのままでは利用できないことを考えて、テキトーな素材ででっち上げることにした。

材料はいずれも100円ショップダイソーで売られている三角形の材木とアクリル板(2mm厚)。とりあえずこれらをカットして組み合わせてみた。ネジ止めして着色して足をつければ完成。塗装は、エアブラシでグラデーションしても面白そうなんだが、実はまだ塗装ブースを作っていなかったり。黒スプレーでテキトーに塗ってしまおうか…。

XBOXサーバー

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連休中に札幌に行くことができたので、あちらに置きっぱなしにしていたサーバー用のXBOXを持ってきた。半透明ケースのLimited editionなんだが、作りすぎた割に売れなかったために、世間では大して珍しくもない存在となってしまっている。

ハードウエア的には、例のアレを取り付けてHDDを80GBに入れ替えたもの。これにXBOX用にパッケージされたdebian = Xebianをインストールしてある。Linuxとしての使い勝手は新サーバーで採用したVineに近い感じで、apt-getが使えるのでインストールはラクチンだ。

で、試しにMovableTypeをインストールしてみた。幾つかの推奨モジュールの組み込みが上手くいかなかったものの、mysqlは組み込めたし、MovableType自体もキチンと動いた。当然WEBサーバーとしても普通に使える。マシンパワー的にはセレロン733MHz相当なので悪くないが、デフォルトではメモリが64Mなのがちょっと寂しいような気も。とはいえ、メモリ32MBのプレステ2が3年8ヶ月もの間WEBサーバーとして立派に稼動したことを考えると、64Mでも十分なのかも。

ところでXBOXをWEBサーバーとして使っているサイトって聴いたことないけど、どこかにないかな? 改造が多少面倒ではあるが、コストパフォーマンス(中古で8000円程度)を考えると悪くないと思うのだが。

現在耐久試験中のPS2’(DASH)サーバーは火を噴く様子は無く、順調に稼動しているが、いつHDDが逝ってしまうか分からないので、このXBOXはバックアップ用に環境構築しておくことにしよう。

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ようやく次期サーバーの製作が完了。現在耐久テスト中。

心配なのは放熱問題。空冷装置はCPUファンのみで、そのCPUファンもマザーによって回転制御されていて、たまにしか回らない。内部に熱がこもりにくいように、ボトムプレートはアルミ板むき出しとしたが、これだけで十分な冷却ができるのかどうか。一応ボトムプレートはHDDの放熱板も兼ねているつもりで、しばらく動かしてみたらHDD直下の部分が40度くらいになっていた。40度程度なら連続稼動させても問題ないかな?

数日間の耐久テストで問題なければいよいよ外部へ公開。それまでの間、バックアップ用サーバーでも構築しておこう。

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発売されたばかりのGBミクロを買ってみた。DSと比べると値段はあまり安くないし、GBAのソフトしか使えないという微妙な位置づけの機体で、コレクターズアイテムの意味合いが強いような気がする。全体としてはそんなに売れているわけではないものの、ファミコンカラーだけは売り切れ店も出始めているんだとか。カラーバリエーション見ても、ファミコン世代の私としては、ファミコンカラー以外はあり得ないと思う。取り上げているサイト見ても軒並みファミコンカラーばかり扱っているし。それ以外ってどれだけ売れているのだろうか。

で、早速フラッシュカートリッジにPocketNES入れてスーパーマリオしてみた。小さい画面だけどちゃんと動いてる(当たり前)。このサイズにファミコンとモニターが入っていると思うと感慨深いものがある。リア厨の頃、サルのようにゼビウスとか、スターフォースなんかを遊んでいたのを思い出してシューティングをしてみたら、操作性はイマイチだった。小さすぎて十字キーが上手く扱えなかったが、これは慣れの問題かな?

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一部の人に大人気のニンテンドーDS用の逆転裁判が発売された。自分じゃなくてカミさん用。逆転裁判は相当好きらしく、感心するくらい飽きもせずGBA版を1~3まで毎日のように遊んでいる。今回のDS版は「例えヤフオクで転売野郎から買ってでも限定版が欲しかった」とか。3週間ほど前に慌ててネットで予約しようとしたらどこも品切れ状態。苦し紛れに近所のゲオで予約を申し込んだところ、入荷予定不明として一応予約を受け付けてくれた。全然期待してなかったのだが、予約票持ってレジに言ったらしっかり入荷してやんの。頼んでみるもんだなぁ。転売野郎に無駄金払わずに済んで良かった。

ヤフオクで検索したら早速転売野郎が暗躍している模様。定価は7140円なのに、8000円以上の値が付いている。ちなみにゲオでの購入金額は6804円。

限定版には指さし型のタッチペンが付いているんだが、本体に収納できないし、細いのでイマイチ使い勝手が悪そう。あと、新しいエピソードって全5話中の最終話だけで1~4話はGBA版のリメイクなんだとか。なんだかなぁ…。

縦置き

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結局HDDの12V電源は、2A版のスイッチングレギュレータモジュールを使い、デカいヒートシンクを一部切り取り加工して筐体に内蔵させた。冷却性能は落ちるが、スピンアップ時以外は1Aも食わないので、多分大丈夫かと思われる。

今日はその他にボトムプレートの加工を進めた。厚紙でシミュレートしてネジ穴等の位置決めを行ってから、これを1mm厚のアルミ板に張り付けて切り出し、穴開け加工を施した。一度ボール紙でシミュレートすることでほとんど狂いの無いネジ穴位置を決定できる。計測だけで位置決めをすると必ずコンマ数ミリの誤差は出てしまうものだ。

画像は、一度組み立てて縦置きで起動テストを行っているところ。HDDをボトムプレートに固定したのでようやく縦に置くことが出来た。薄いので地震が来たら倒れそうだなぁ。スタンドもPS2用を調達して製作すべきか…。あるいは、テキトーな素材で作ってエアブラシでグラデーション塗装してもいいかも。

回路的には、電源スイッチパネルのところに、+5V、GND、HDDアクセス信号、電源スイッチ信号の4配線を残すのみ。筐体の加工も残す工程あと僅かとなった。週末に一気にしあげてしまおう。

サーバー製作進捗

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次期サーバーの筐体だが、PS2(初期型)のガワの上半分が余っていたのでこれを利用することにした。以前にブルースケルトンのガワに交換した時に余ったものだ。こんなこともあろうかと、電源スイッチは以前にオークションで入手していた。サーバに必要最低限の装備であれば、PS2の上半分に全て収まる。HDDは3.5インチだが、MAXTORの薄型ドライブを使えば丁度良いことが分かった。

週末に一気にバックパネルを作って、コネクタ類を固定した。ボトムプレートも形だけ切り出し完了しているので、後は固定用のネジ穴を開ければ筐体は完成の予定。

ところで、3.5インチドライブは電源電圧+12Vを要求する。いつもは、3端子レギュレータとリレーを使ってでテキトーに製作していたが、サーバーは24時間稼動させっぱなしなので、できるだけ消費電力は低く抑えたい。シリーズレギュレータは電圧の差分を熱として捨てるので、非常に無駄が多い。そこで、今回は秋月電子で売られているスイッチングレギュレータモジュール(HP12001M)を使うことにした。以前に壁掛けLCDの製作でも使ったものだ。

まず、実装面で有利(小さい)な1A版のモジュールで製作してみたが、なんとHDDがスピンアップしない! Hage88さんのBBSで聴いてみたり、いろいろ調べてみたところ、どうやら今回採用のMAXTORのドライブ「2B020H1」のスピンアップ時の電流は2.05A必要とのこと。以前にもMAXTORのドライブで似たような経験があるが、もしかするとMAXTORドライブはスピンアップ時に大電流を要求する傾向があるのかも。

http://www.maxtor.co.jp/documentation/data_sheets/fireball_541dx_datasheet.pdf

そこで、動作確認のために2A版で同様の回路を製作してリトライ。今度はキチンとスピンアップした。画像はその時のもの。コンデンサが外にはみ出していて、デカイヒートシンクと一体になったブツがソレ。デカいので実装には工夫が必要だろう。データシートによると、このHDDは12V 2A必要なのはスピンアップ時のみで、通常は260mA程度らしい。いっそのこと、ヒートシンクを切りつめてしまおうか…。

テスト公開

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MovableTypeで推奨されている全てのモジュールを組み込み、データベースのMysqlの設定が終わりました。これでとりあえずblogとしての機能は大丈夫かな?

PS2Linuxからwebデータを全部コピーして、外部にテスト公開してみました。見えてたら適当にコメント付けておいて頂けると有りがたいです。トラックバックの付け方がよく判りませんが(勉強不足)。

サーバーはバラック状態なので、とりあえず数時間動かしたらまたPS2Linuxに戻します。筐体が完成して、耐久テストが完了したら完全移行の予定。

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Hage88さん、Papasanのアドバイスを受けて、富士通ジャンクマザー(NB Pen3 750MHz)でサーバーもどきをでっち上げ、Vine 3.1をインストールの上、blogを開設してみたりした。

今まではPS2Linuxだったので、何らかのアクションをするのにいちいちソースからコンパイルしないとならず、インストールに苦労したけど、Vineは嘘のように簡単にインストールできた。ジャンクマザーにジャンクなLANカードを差しただけの構成だが、恐ろしいことに何にも考えなくても全てのデバイスドライバが自動で組み込まれた。最近のPCLinuxは進んでるなぁ。Windowsなんて、PCカードのLANカードが自動で認識したことなんてないのに。

それにしてもapt-getでほとんどのものがインストールできるのは快適。

にがHP(母屋)

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